1971年式(昭和46年式)FIAT500(チンクェチェント)のお客様に、とある雑誌の撮影にご協力いただきました。ルパン三世の愛車のように、一見ノーマルに見える愛らしい外観とは裏腹なスペシャルなマシンです。
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(モデルさんと車体は無関係です)


ABARTH のヘッドカバーや、FCR、ジェネレーターからオルタネーターへの換装などに目が行きがちですが・・・
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クランクプーリー脇にピックアップコイルを取り付けて・・・
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オーナーさん自作プログラムのCDIユニットでフルトラ化してあります。
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10インチ化されていますが、チンクの場合、4ミニのように易々とはいきませんよ…
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専用にPCDチェンジャーを製作したり・・・
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タイロッドエンド、ワイドトレッドスペーサーまで自作!
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ボルト類も強度を考慮して高力ボルトをチョイス。
タイロッド&ピロボールもすごいことになってますね!
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極めつけはこれ!
超超ジュラルミン削り出しの自作ローラーロッカーシステム
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組み込み後は壮観!
もはや、ファクトリープロデュースパーツを遥かに凌駕してます!
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どのパーツも設計、製作、全てオーナーさんの手によるものなのですが、じつは彼、鳥人間コンテストに出場する航空機体の設計製作をしている学生さんなのです。そのため、機械の構造や、様々な金属の特性に精通し、アイデアを形にする能力に非常に長けた若者です。


職業柄、普段の私は、自動車とオートバイの世界だけに囚われがちですが、航空機が専門の彼と合うたびに

『物を創り出す仕事という大きな括りの中では、自分はまだまだだなぁ』


とつくづく感じます・・・

一見、興味がないとか、関係ないと思って見過ごしがちな所にこそ、新たな知識を身につけることや技を磨く機会があると思います。