シャコタン&ワイドリムは、今やDAXシャリイカスタムの必須アイテムとなりました。

その方法は『簡単4Jホイール』として以前も紹介させていただきましたが、今回は『4Jホイール虎の巻』として、さらに詳細に解説したいと思います。ぜひ参考になさってください。

あさひ輪業で販売中のパーツを使えば4J化だって簡単です。

パーツリストとオンラインショップは⇒こちら



では早速、フロントを4J化してみましょう。
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シャリイのノーマルフォークは大きく分けて2種類のものに大別することができますが、いずれのフォークも、無加工での4J装着は不可能です。これは、サスペンションがストロークした際にリムの耳がフロントフォークアウターの端と干渉してしまうためです。(ノーマルフォークの種類はモトモト2007.10月号『I LOVE Chaly』のコーナーで紹介していますので参考にしてください。)

では、どうしたらボルトオンで4J化できるのでしょう。最も簡単なのは、あさひ輪業製の『4Jホイール対応ショートフロントフォーク』を使用する方法です。

 

ただし、シャリイ用のカブトフェンダーと併用する場合、一部小加工をします。
まず、画像の,良分とリムの耳との干渉を避けます。
次に△良分を外側に追い込みます。
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加工箇所の詳細。
円で囲った部分を加工します。この部分の加工で簡単にフロント4J化が完成です。
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加工後の様子。
フェンダーステーのプレス耳をプラスチックハンマー等で起し、平らにします。
また、インナーパイプ側のボルト穴を削って外側に追い込み、ステーをハの字に開いて干渉を避けます。
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こちらは、必須事項ではありませんが、装着するタイヤサイズによっては、フェンダー内側の円で囲った箇所が干渉しますので、その場合は、プラスチックハンマー等で叩いて、ステーとフェンダーがフラットになるように馴染ませます。
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加工後の様子。
内側の段差が無くなるように、綺麗に仕上げます。
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以上の加工は、塗装前に行い、必ず仮組みをして干渉の有無や、クリアランスを十分に確認しておきます。
塗装後に再加工をすると傷が付いてしまいます。
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ちなみに、4Jホイールと3.5Jホイールの比較。
並べてみると太さの違いがよくわかります。
アルミリムは品質や、精度が高いGクラフトの製品を使用します。
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左が3.5Jホイール、右が4Jホイールです。
タイヤサイズはそれぞれ、90/90−10と、100/90−10の組み合わせをしてみました。
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それでは次に、リアを4J化してみましょう。
こちらはノーマルのスイングアームを使用します。
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スプロケットは前後とも、Gクラフト製のオフセットタイプを使用します。この方法なら面倒なチェーンラインやホイールセンターの調整も必要ありません!
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フロント側ドライブスプロケット。
外側に7mmオフセットされるサイズです。今回使用したのは14Tです。
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リア側ドリブンスプロケット。オフセットは同じく7mm外側です。
ただしリア側は、37T以下のリアスプロケットを使用するとスイングアーム上部とチェーンが干渉するので注意が必要です。
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ここでちょっとポイントです。

画像のの箇所、左右のリアアクスルサイドカラーの外側に、クリアランス確保のための2亳のワッシャーをそれぞれ1枚ずつ挟んでホイールを装着することで、よりクリアランスが取れて安心です。
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組み込むワッシャーは、必ず左右で同じ厚さの物を使用しましょう。片側だけに入れたり、左右で厚さが違っていたりすると、ホイールセンターが狂ってしまいます。
ワッシャーを入れることで円で囲った部分とドライブチェーンのクリアランスに余裕を持たせることが出来ます。
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チェーン側。
リアアクスルサイドカラーの外側に、2亳のワッシャーが見えます。
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ブレーキパネル側。
ワッシャーを入れる際は、無理な力を加えすぎるとスイングアームが変形しますので注意しましょう。
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こちらは、リアトルクロッドマウント部分の加工。(画像は加工前)
リム側面との干渉を避けるため、おねじの頭を削って外側に追い込みます。
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加工後の様子。
この加工により、脱落防止の割りピンが装着できなくなりますので、ネジロック剤などを塗布して、必ずゆるみ止めの措置をしましょう。
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次に、『4Jリムに、ノーマルチェーンケースを取り付けたい』という場合の加工方法です。
後部の取り付けはい里茲Δ飽銘屬魏爾欧憧馨弔鯣鬚韻泙后このとき、リアショックとチェーンケース、チェーンケースとドライブチェーンのクリアランスを、ワッシャーなどを挟むことで、調整しながら組み込むと、より余裕のあるクリアランスが確保できます。
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後部のステーは画像の様に切り取り、10mmの取り付け穴を開けなおします。
また、裏側に溶接してある、あて板も、スポット溶接を剥がして除去すると、よりクリアランスを確保できます。
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前部のステーも、イ里茲Δ望し取り付け位置を下げます。
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前部ステー加工の詳細。
ノーマルのチェーンケース前部のステーは、上側に向かってL字に曲がってスイングアームに溶接されています。これを曲げなおして、画像のように下に向かってL字にします。(この加工も塗装前に済ませておきます。)
走行前にはドライブチェーンの干渉を確認して、必要に応じて微調整します。
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これも必須事項ではないのですが、ノーマルよりも太いサイズのリアショックを装着すると、チェーンケースとリアショックが干渉するので注意が必要です。その場合、円の部分を切り取って干渉を防ぐ方法があります。
ちなみに、あさひ輪業製の『フルカバータイプショートリアショック』を使用する場合、この加工は必要ありません。


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余談ですが、これもポイント!
ローダウンに伴い、テールランプブラケットの取り付けボルトとタイヤトレッド面が接近し、サスペンションストローク時に干渉する恐れがあります。
画像のように、テールランプブラケットの取り付けボルトを、ボタンキャップボルトに打ち換えておくと安心です。
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さて、以上が4J化の要領です。いかがでしょうか?

いずれの箇所も大掛かりな加工機械や溶接などは一切必要なく、ハンドツールで簡単に加工できます。

ハブはフロント、リアいずれの場合も、ノーマルのハブを無加工で使用します。 (リムやスプロケットの装着はGクラフトさんの取扱説明書に従って正確に行ってください)

【重要】
こちらで使用しているパーツは、全て日本国内で製造された、高規格なHONDA純正パーツ及び、品質管理された、Gクラフト製のアルミリムと、スプロケットです。
海外製のコピー商品等を使用しての同様の取り付けや、適合の確認はしていませんのでご了承ください。
低品質な廉価品や、類似品(コピー商品)の使用は、重大なトラブルにつながる可能性がありますので十分にご注意ください。



さあ!皆さんも『4Jホイール化』挑戦してみてください!!