あさひ輪業デモ車 簡単4J、ローダウン
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1971年式(昭和46年式)FIAT500(チンクェチェント)のお客様に、とある雑誌の撮影にご協力いただきました。ルパン三世の愛車のように、一見ノーマルに見える愛らしい外観とは裏腹なスペシャルなマシンです。
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(モデルさんと車体は無関係です)


ABARTH のヘッドカバーや、FCR、ジェネレーターからオルタネーターへの換装などに目が行きがちですが・・・
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クランクプーリー脇にピックアップコイルを取り付けて・・・
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オーナーさん自作プログラムのCDIユニットでフルトラ化してあります。
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10インチ化されていますが、チンクの場合、4ミニのように易々とはいきませんよ…
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専用にPCDチェンジャーを製作したり・・・
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タイロッドエンド、ワイドトレッドスペーサーまで自作!
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ボルト類も強度を考慮して高力ボルトをチョイス。
タイロッド&ピロボールもすごいことになってますね!
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極めつけはこれ!
超超ジュラルミン削り出しの自作ローラーロッカーシステム
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組み込み後は壮観!
もはや、ファクトリープロデュースパーツを遥かに凌駕してます!
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どのパーツも設計、製作、全てオーナーさんの手によるものなのですが、じつは彼、鳥人間コンテストに出場する航空機体の設計製作をしている学生さんなのです。そのため、機械の構造や、様々な金属の特性に精通し、アイデアを形にする能力に非常に長けた若者です。


職業柄、普段の私は、自動車とオートバイの世界だけに囚われがちですが、航空機が専門の彼と合うたびに

『物を創り出す仕事という大きな括りの中では、自分はまだまだだなぁ』


とつくづく感じます・・・

一見、興味がないとか、関係ないと思って見過ごしがちな所にこそ、新たな知識を身につけることや技を磨く機会があると思います。




1960年式(昭和35年式)メッサーシュミットKR200が修理入庫しました。
コンディションは非常に良いですが、キャブレターと点火時期を見直します。


以前にも紹介しましたが、第二次世界大戦中、ドイツ軍が誇った高性能戦闘機の製造メーカー『メッサーシュミット社』が、敗戦後にメッサーシュミット社の元航空機技師だった人物と協同開発して製品化した自動車です。
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アクリル製のキャノピーはまさに『往年の名戦闘機』そのもの!!!
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リアビューもなんともいえないスパルタンな雰囲気です。
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副座式のリアシートからの眺めは、360度のパノラマ。
今にも宙返りしそうな錯覚さえ覚えます!
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コクピットからの眺めはこんな感じ。
ステアリングは『ホイール』ではなく『操縦桿』です!
これ、ノーマルです!
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ミッションはなんとシーケンシャルシフトパターンとドグミッションの組み合わせ!
この機構、市販の自動車では、スポーツカーですら採用してません!
なぜなら、『並みの腕前』では扱えませんから・・・
でも、もちろんノーマルですよ!
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タイヤは貴重な USA GOODYEAR 製の4.80−8
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愛らしいフロントマスクとは裏腹な、なんとも男心をくすぐる小さな『機体』には、かつての大空の覇者らしい粋なデザインと機構が満載です。
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弊社ではこのほかに

こちらの 2台の メッサーシュミット KR200

を整備させていただいております。





1966年式(昭和41年式)携帯用発動発電機 HONDA E80 が修理のため入庫しました。

1960年 SONY が、ラジオで培った技術を生かして開発した、世界初の直視型ポータブルトランジスタテレビ。

その屋外用電源のために SONY の創業者 井深 大 氏と親交が深かった 本田宗一郎 氏が開発したという逸話が残っている名機です。
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発売当時価格 ¥24000
総排気量 21.2
ボア×ストローク 31×28mm
乾燥重量 8Kg

常用 0.18ps/3800rpm
0.5リットル満タンで4時間の発電
100V  80W 交流190Hz

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当時の物価からすると、かなりの贅沢品だったようですが、それもそのはず・・・
宗一郎さんの知恵と職人の技術の粋を駆使して造り込まれた機体は、そのコンパクトな外観からは想像できない程の中身の詰まり具合です!
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小さなボディー内一杯に、発動機、発電機、キャブレター、マフラーが実に効率的に詰め込まれているのが解ります。
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燃料タンクはというと・・・
なんと、持ち手がついている、シルバーのカバーに見える部分が、薄型の燃料タンクになっているという具合です。
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さて、修理箇所は、このハイテンションコードなのですが・・・
この当時のHONDA車によく見られる、I/Gコイルと分解できないタイプです。現在 NGK などで販売されているハイテンションコードジョイントを使用すると、その部分が大きくなって、サイドカバーが閉まらなくなってしまうため、ちょっとした裏技で対応しました!
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スパークプラグは NGK 製ですが、当時はHONDA純正の赤箱に入って販売されていました。
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そのプラグも機体に合わせて極小です!
モンキーのノーマルプラグと比較してもその小ささがお判りいただけるでしょう・・・
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発売当時、『白黒テレビすら買えるか買えないか』というご時勢に、ポータブルテレビなんて夢のような高級商品だったに違いありません。その高級品のために作られたポータブル発電機ですから、それはそれは贅沢な代物だったことでしょう。

この機能美、機械らしさ・・・

う〜ん、私も一台欲しいです・・・

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ニーズが少なかったゆえ『現存機は数えるほどしか無い』と言うのもうなずけます…
でも、このオーナーさん。姉妹機種を含めて、たくさん持っていらっしゃるそうです…
羨ましいかぎりですが、私のお小遣いでは、一台とて、到底買えそうにありません…
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井深 大 氏
『なあ本田君、俺の会社で世界一小さくて高性能なテレビを作ったんだ!』 

本田宗一郎 氏
『じゃ、そのテレビのために俺が世界一小さくて高性能な発電機を作るよ!』



こんな会話が交わされたかどうかは、私の勝手な想像ですが・・・

HONDAさん、SONYさん、最近なんだか元気がないんじゃありませんか?

エコや、大量生産や、低価格化も大切ですが・・・

『職人の技をカタチにする、夢のあるモノ造り』には、

もう挑戦しないんですか?

国内の腕の良い職人さんや、優れた町工場を切り捨てるのはもうやめませんか?

世界のHONDA、世界のSONY、かつては皆、Made in Japanでしたよね?







先日も紹介した、 ローラースルーゴーゴー の、駆動系パーツメンテナンスの様子を紹介します。

ローラースルーGOGO (構造編)は⇒こちら
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劣化したチェーンは交換します。
サイズは、『25』で、モンキーや、エイプのカムチェーンと同サイズですので、金物店などでも入手可能。
カムチェーン同様に、耐久性向上を狙う場合は『25HT』や『ダイハードアルファ』などの強化タイプに換装も可能です。
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スプリングは、純正外の物が取付けられていたので、純正サイズに交換します。
サイズは、巻き径10mm、芯径1mm、巻き長70mmで、一般的なスプリングメーカの物を金物店などで入手可能です。
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動滑車は、破損した純正に変えて、ベアリング付きの物を製作して取り付けました。
Φ6のスチール無垢材で製作したアームに、市販のナイロンベアリングを装着。
画像左が純正品。中央は、これまで使用していた、アーム径5mmの製作品。
今回、右端の、アーム径6mmの強化タイプを製作し、取り付けました。
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リアスプロケットは、分解洗浄します。
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リアホイールからスプロケットを取り外しましたが、汚れがひどく、ワンウェイベアリングの作動もよくありません。
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洗油で丁寧に洗浄し、作動状態の確認を行って、新油を入れる前に脱脂します。
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ディスタンスカラー、ダストシールもリアホイールから外して洗浄、点検します。
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ポイントはこの『ローラーブレーキ専用グリース』
自転車のローラーブレーキ用のグリースで、高温、高摩擦の作動箇所に絶大な効果を発揮します。また、ブレーキ用のグリースなので、通常のグリースとは違い、ワンウェイベアリングの摩擦効果を妨げる心配もありません。
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ベアリングの内部にローラーブレーキグリースを充填して、スプロケットをリアホイールに取り付けます。
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キックギアシャフト、アイドラーローラーシャフトを洗浄します。
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キックギア、アイドラーローラー、など、各構成部品も丁寧に洗浄して、状態を点検します。
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シャフトにグリースを塗布して、キックギアを取り付けます。
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アイドラーローラーを取り付け、キックギアとのチェーンラインにずれがないか目視点検しておきます。
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アクスルシャフトは、汚れ、サビなどをしっかり落として、グリースを塗布。
摩擦係数を低減させるようにしましょう。
これは、バイクの整備でも重要な箇所ですよ!
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リアホイールを取り付け、ワンウェイベアリングの作動を確認します。
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スプリングに動滑車を取り付け、チェーンをかけて完成。
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駆動系のリフレッシュで、ずいぶんと軽快な走りとなりました!
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乗り物は、メンテナンスや、調整をしっかりすれば、いつまでも動き続けられるものです。

自動車も、オートバイも同様。何十年も一緒に走り続けられるように、愛車の整備を心掛けましょう。






フォルクスワーゲン Type2 のお客様がご来店くださいました。
1957年式(昭和32年式)の車輌です。
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以前、同系の フォルクスワーゲン Type2 バス を紹介しましたが、本日の車輌は、バンタイプです。
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フォルクスワーゲン Type2 バス の詳細は⇒こちら
フォルクスワーゲン Type3 ファーストバック の詳細は⇒こちら


バスとは違い、サイドウインドーがありません。
この感じのリアビューも、無骨でカッコイイですねぇ。
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電装は、6Vから12Vに換装されていますが、そのハーネスの処理の仕方といったら、純正を遥かに凌ぐ、見事な出来映えです!
いやいや〜何度見ても実に素晴しい!
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ちなみに、DAX、シャリイの6V電装を12Vに換装する方法は⇒こちら


ホットロッド風の足回りに Fire stone のワイドタイヤをチョイスするという拘りも、センスの良さを感じます。
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反対に、フロントには145サイズのナロータイヤを組み込んで、より雰囲気を盛り上げます。
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エンジンは、ツインキャブに換装。
ピカピカのステンレス製のマフラーがなんともマッチョな印象です。
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ワーゲンカスタムも、4ミニカスタムと同様に、オーナーさんのアイデアやセンスで、その形や方法は千差万別。
オリジナル尊重派のビンテージマシンから、あらゆる箇所に手を加えたカスタムマシンまで・・・

きっと、どちらも決まったいじり方が無いところが、奥が深くて楽しいのでしょうね。
ちなみに、弊社を訪れるワーゲンオーナーの皆さんは、全員4ミニオーナーさんでもあります(笑)






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