あさひ輪業デモ車 簡単4J、ローダウン
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エンジンチューニングの際、排気量や出力値だけに目が行きがちになっていませんか?

たしかに大排気量のボアアップキットは大きな出力を得られますが、ただ組み立てただけではせっかくのパーツの性能が出しきれませんし、耐久性も低下してしまうものです。

キットにはセットされていない、目立たない、地味なパーツにも重要な役割があるものです。そんな『縁の下の力持ち的存在』の紹介です。


今回使用するケースはDAX70の物。
生産時期にもよりますが、6V時代は比較的、鋳物の質が良い場合が多いようです。
外側はウエットブラスト処理を施しました。
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さて、本題です。
メインシャフト、カウンターシャフトのベアリングに、高精度タイプの物を組み込みました。
このベアリングは、内レース、外レースの各内外径や、アクスル方向、ラジアル方向の振れなど、8項目に渡って、1マイクロメートル(1000分の1ミリメートル)単位で測定した結果を記載した、『軸受け検査成績証』という鑑定証が添付されています。
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組み込みの際は、せっかくの高精度を損なわないように、プレス機や打ち込み工具などの力技は使いません。
ケースを暖めて、温度変化でケースが膨張することにより、一時的にクリアランスを大きくして、力を加えずに挿入します。

これは、以前、ミゼットのクラッチレリーズベアリングで紹介した方法です。 
詳細は⇒こちら
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さらに、Gクラフトさんで、クランクケースノックピンの増設加工を行ってもらいました。
ノーマルには2箇所しかないノックピンを、8箇所に増設します。
Gクラフトさん自慢のマシニングセンターで精密加工です。
これにより、ケースの合わせ面の精度と剛性が格段に向上します。
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めねじの深さが変わるため、専用のケースボルトと、ノックピン外径に合わせた専用ガスケットを使用します。
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どちらも手間はかかりますが、せっかくの高価なボアアップキットの性能をフルに引き出し、寿命も延ばせるという、大切な役割を果たします。

このほか、クランクシャフトの軸方向のクリアランス調整や芯出し、あるいは、クランクやクラッチの各ベアリングの高精度化なども効果を発揮します。






旧型の機種のウイークポイントとして、電装パーツの経年劣化があります。
今回は、その対処方法を紹介したいと思います。

一口に『電装部品』と言っても、モンキー系に搭載される横型エンジンの場合、『充電系統』 『点火系統』 『灯火系統』の、3系統のそれぞれ独立した回路から成立しています。

たとえば点火系では、コンタクトブレーカーやコンデンサー、イグニッションコイルなどが傷んでいることが多く、また、灯火&充電系では、整流器やレジスター、ウインカーリレーの作動不良が多くみられます。
また、ハーネスの銅芯やカプラー端子が酸化したり、ビニール皮膜が硬化して抵抗値が増大し、トラブルの原因となっている場合もあります。



モンキーのZ50Z以前の機種やDAXやベンリイの初期モデルに使用されている整流器は『セレニュウムレクチファイア』です。(写真左)

整流器とは、ACGで発電した交流を、バッテリーに流す手前で直流に変換する装置で、12V車では『レギュレートレクチファイア』と呼ばれる部分です。

『セレニュウムレクチファイア』の欠点は、熱や空気中の湿気によって劣化し、有効整流面積が減少し、効率が低下してしまうことです。
そこで、4リッターモンキー以降の6V車などに使用されている『シリコンレクチファイア』(写真右)に換装する方法があります。
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メインハーネスから、シリコンレクチファイアに到る間のサブハーネスを製作し、防振のため、ラバーマウントを使用して取り付けます。
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シリコンレクチファイア換装の利点は、比較的熱に強く、そのため劣化しづらいという点です。
またボディーも小さいため、取り付け位置も変更しやすくなります。
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続いてはウインカーリレーです。旧型のタイプは、2本のニクロム線を使用した、バイメタル式の接点を使用しているため、金属が変質してくると作動不良を起こしてしまいます。
アルミケースを外して通電すると、やはり接点の断続が出来ない状態でした。
(外観が同じアルミボディーのウインカーリレーでも、電磁式のものもあります。)
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こちらは、MITSUBA製の電磁式の小型リレーに換装します。
整流器同様に、サブハーネスを製作し、防振のため、ラバーマウントを使用して取り付けます。
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ウインカーリレーは、作動電力容量が決まっているので、ボディーに表示された電球のワット数と個数を守りましょう。
規定外のワット数の使用は、点滅速度や点滅回数が変わり、道路交通法に抵触することがあります。
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外観はビンテージ車輌でも、メンテナンス性の向上やトラブルの軽減と言う視点から、機能性に優れたパーツに換装することも大切だと思います。

あさひ輪業では、様々な旧型車輌に適合した機能部品の換装も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。






仔猿Z31Aをベースに『仔猿』ならぬ『仔犬』を製作してみました。



仔猿のノーマルのタンクを外し、樹脂製のフレームカバーを製作して取り付けてあります。
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空冷4サイクル31cc。
もちろんナンバー取得、公道走行も可能です。
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このフレームカバー、実は100円ショップで売っているウォーターポットを切って塗装しただけです。
フレームモールはアクリル棒に台所用のアルミテープを貼り、それらしくしています。
フレームデカールは純正品を縮小コピーしました。材料費は全部で僅か600円ほど。
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サイドエンブレムは、仔猿の排気量(31cc)に合わせて『ST31』
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お次はA型モンキーの親子。こちらも公道OK!
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ボディサイズは大体3/5、ホイールサイズは半分の4インチサイズ。
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正面から見ると大きさの差が良くわかります。
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こちらはM型モンキーの親子。もちろん公道走行可。
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おそろいのチェックシートがなんとも可愛らしいです。
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ところで、あさひ輪業では、この『仔犬』のお母さんを大募集中です!(笑)

『我こそは!』というDAXオーナーの方、並んで一緒に記念撮影をしていただけませんか?

撮影は随時店頭にて承ります。もちろん無料です。


DAXオーナー以外の皆様も、かわいい『ミニチュアDAX』に会いに、あさひ輪業に、ぜひ遊びに来てください。お待ちしております。






DAX シャリイ モンキー 等のフロントフォークアウターのショート加工の方法を紹介します。

大型の加工機械を使用する方法もありますが、加工機械をお持ちでない個人の方でも可能な方法を紹介しますので参考になさってください。

ここでは、お客様から送られてきた4リッターモンキーのフォークを例に、工程ごとに解説します。


,泙此∋堡里留ビパイプを母材としてパイプカッター用の治具を製作します。
弊社では、正確な寸法で加工できるように、ご注文の長さに合わせて、この治具を、その都度製作しています。
今回は、5センチショートカットの指定でご注文をいただきました。
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▲侫ークアウターに治具を固定して、フォーク用に専用加工したパイプカッターで切断します。
治具を使用しないと、左右で誤差が出ますので、この工程は重要です。
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切断に、ノコギリやグラインダーを使用すると切削断面が荒れたり水平が出なかったりします。
パイプカッターを使用することで、画像のように正確な断面になります。
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パイプカッターは、切削を伴う刃物と違い、切りシロがほとんど無いため寸法の狂いもありません。
パイプカッターの価格は5000円から10000円ほどです。(弊社では市販のパイプカッターをフォーク用に加工して使用しています。)
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左右とも、同じ要領で切断します。
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ぅ瀬ぅ考僂寮賤兌6颪鬟札奪箸靴泙后これは、雄ネジを垂直に正確に切るためと、加工中に生じるパイプのゆがみを無くすためのものです。
この治具は弊社オリジナルで製作したものです。(受注生産で販売中です。)
治具は、スチール無垢材からの削り出しで、雄ネジのサイズと同じΦ34−P1.00のガイドが付いています。
サスペンションの精度が低下しますので、目検討でダイスをセットしてネジを切ることは絶対にやめましょう。
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ゥ瀬ぅ垢罵坤優犬鮴擇辰胴圓ます。ダイスサイズはΦ34−P1.00です。
ダイスの価格は10000円〜60000円と、少々高価です。弊社で使用しているものは、50000円台のものですが、あまり低価格のものは精度が低いので敬遠しましょう。特に海外製の物はフォーク自体を傷める事がありますので、国産の工具メーカーの製品をお勧めします。
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Ε瀬ぅ垢猟汗哀優犬妊謄鵐轡腑鵑鯆汗阿靴覆ら『粗目』、『中目』、『仕上げ』と3回に分けて雄ネジを仕上げます。
画像は最終仕上げの様子で、ハンドルは使用せずに手でダイスを回転させながら、目立てのチェックをしています。
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Ъ6颪魍阿靴董¬娘茲蝓▲丱蠎茲蝓∪浄などの最終仕上げをして完成です。
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あさひ輪業では、ノーマルフォークをご指定の長さに加工しています。
価格は15750円(税込み)です。遠方のお客様は送料がかかりますので、詳細はお電話にてお問い合わせください。





一見、何の変哲も無い12Vシャリーですが、ハンドル周りに特別な仕様変更をしました。
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スロットル、ウインカー&ディマスイッチ、フロントブレーキの各操作系を左手に集中させてあります。
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実はこのシャリーのオーナーさんは右手に障害をお持ちでいらっしゃいますが、『シャリーに乗りたい!』という熱い思いは、多くのシャリイオーナーのみなさんと同じです。

しかしオートバイの場合、四輪車とは違い、福祉車両に対するメーカーや行政の意識は低く、特別仕様車の製作や構造変更に対する積極的な取り組みもされていないのが現状です。
また、運転者に対する行政の対応も遅れており、『危険だから自動二輪の運転は認めない』などと心無いことを言われたこともあるそうです。

メーカーやショップに問い合わせても『前例が無い』とか、『責任を持てない』などの理由で構造変更を断られたそうです。

実は、私も操作系の左右反転というのは、初めての依頼でしたので、最初は戸惑いました。『どうしたら安全に使いやすくできるのだろう?』と・・・
しかしオーナーさんの熱意を形にできるように挑戦してみようと思いました。


ハンドル右側、アタッチメントベースの画像です。
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まずは、ハンドルパイプ右側のレバーやスイッチ類を取り外し、代わりに角度調整ができるようなブラケットを製作しました。
オーナーさんと詳細を打ち合わせながら、義手用のアタッチメントを後付けできるように上面はフラットな形状としました。クランプ式で脱着も可能です。


左側の操作系の画像です。
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スイッチは左集中タイプを採用しただけで解決しますが、レバーはクラッチ用を使用してフロントブレーキを作動させるため、ピボット部分にストップランプスイッチを加工増設してあります。
また、レバーの全長をノーマルより長くして操作時の握力の負担を軽減できるようにしました。

巻き取り式のスロットルは左右反転させると、巻き取り方向が逆になるため、グリップを車体前方に向かって回転させないとアクセル操作ができなくなってしまいます。

そこで、CRキャブなどに採用されている、ハイスロットルを加工して『戻し側』のケーブルを『引き側』として使用することにしました。ただし、『引き側』と『戻し側』では、巻き取り角度に相違があるため、ストローク調整やスロットルケーブルの製作が必要となります。これにより通常どおり、グリップを手前に回したときにスロットルが開く構造となります。

弊社では、お客様からの、さまざまなカスタムに対するご要望にお応えできるように努力してまいりますので、お気軽にご相談ください。





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