一ヶ月ぶりのブログ更新となります…

楽しみに読んでいただいている皆様、リクエストにお応えできず申し訳ありません。あまりの多忙さに、なす術もない状態です・・・


レストア、カスタム、修理をご依頼頂いて、車輌をお預かりしているいるお客様、
お待たせして申し訳ございません。

エンジン、足回りパーツ等の、各加工作業をお待ち頂いているお客様、
お待たせして申し訳ございません。

修理入庫の予約をお待ち頂いているお客様、お待たせして申し訳ございません。


さて、本日は、チェーン調整を怠っていたために、左側クランクケース(円の部分)を損傷してしまった車輌の修理です。

まずは、エンジンを分解します。
車上整備も可能ですが、正確に、綺麗に仕上げるために、補修箇所を分解します。
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円の部分にチェーンが接触し、ケースが15mm四方、深さ10mmに渡り、欠損しています。
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大きな応力がかかる部分ではないので、金属パテによる補修をします。
使用するのは、スナップオン製。主剤と硬化剤を混合して使用します。
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フライホイールカバーを止める、メネジもなくなってしまっているので、あらかじめ、下穴を造っておくために、ラバー製のグロメットを打っておきます。
その周りにパテを盛り付けてゆきます。
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完全硬化した後に、グロメットを抜き取ります。
金属などの硬質のものを使用すると、抜き取る際に周りを壊してしまう恐れがあるので、必ず、ラバーグロメットを使用します。
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リューターや、耐水ペーパーを使用して、余分な部分を切削して、成型します。
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M6のタップを立てて、メネジを切ります。
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オイルストーンを使用して、フライホイールカバーとの合わせ面を水平に仕上げます。
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合わせ面以外の周辺を、耐水ペーパーで再度研いで仕上げます。
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金属パテは、各メーカーから様々なタイプが市販されていますが、耐熱温度や、硬度など、製品によって異なります。溶接作業とは違い、熱によるひずみもなく、比較的加工が簡単で、便利なアイテムですが、大きな力が加わる場所や、極端な高温にさらされる場所には適さない場合もありますので、使用に際しては、取扱説明書に従って、適切な処理を心がけないと、重大な事故につながりますのでご注意ください。